XMトレーダー日記

XMで取引を行う際、相場の急変動などにより口座残高がマイナスになることがあります。
通常、XMはゼロカットシステムを採用しており、マイナス残高は自動的にゼロにリセットされ、追加入金の必要はありません。
しかし、特定の条件下ではゼロカットが即時に適用されない場合があります。
本記事では、XMでマイナス残高が発生する原因と、その解消方法について詳しく解説します。

XMでマイナス残高が発生する主な原因

1. ゼロカットシステムの適用遅延 ゼロカットシステムは即時に適用されるわけではなく、適用までに数時間から数日かかることがあります。
この間、口座残高がマイナスのままとなるため、不安に感じるかもしれませんが、通常は時間の経過とともに自動的にリセットされます。

2. 未決済ポジションの存在 口座に未決済のポジションがある場合、ゼロカットシステムは適用されません。
未決済ポジションがあると、有効証拠金がプラスと判断されるため、まずはすべてのポジションを決済する必要があります。

3. ボーナス残高の存在 口座にボーナス（クレジット）が残っている場合も、ゼロカットシステムは発動しません。
ボーナスが有効証拠金として計上されるため、ボーナスを使い切るか、ボーナスが消滅するのを待つ必要があります。

4. 利用規約違反による取引 XMの利用規約に違反する取引、例えば複数口座間での両建てや他社との両建てなど、不正とみなされる行為を行った場合、ゼロカットの適用外となる可能性があります。
この場合、マイナス残高がそのまま残るリスクがあるため、取引の際はXMの利用規約を遵守することが重要です。

マイナス残高を解消する方法

1. 追加口座の開設 最も確実な方法は、追加口座を開設することです。
XMでは1つのアカウントで複数の口座を持つことが可能で、追加口座を開設すれば新たな取引を開始できます。
マイナス残高の口座は、時間の経過とともに自動的にゼロにリセットされるため、新しい口座で取引を続けることができます。

2. 口座への入金 マイナス残高の口座に直接入金することで、残高をリセットすることも可能です。
入金額はマイナス分に充当されることなく、そのまま取引資金として利用できます。
ただし、入金直後に取引を開始すると、システムのタイムラグによりマイナス分が相殺される可能性があるため、入金後はしばらく時間を置いてから取引を再開することをおすすめします。

3. 他の口座からの資金移動 既にXM内で他の口座を保有している場合、資金移動を行うことでマイナス残高を解消できます。
ただし、資金移動の際も入金と同様にタイムラグが生じる可能性があるため、移動後すぐの取引は控え、しばらく時間を置いてから再開することが望ましいです。

4. XMP（XMポイント）のボーナスへの交換 取引によって蓄積されたXMPをボーナスに交換し、マイナス残高の補填に充てることができます。
交換されたボーナスはクレジットとして口座に反映され、取引の証拠金として利用可能です。

5. 自動リセットを待つ 特に急ぎでない場合、マイナス残高は通常、数日以内に自動的にゼロにリセットされます。
この間、新たな取引を行わずに待つことで、自然と残高が回復します。

以上の方法で、XMで発生したマイナス残高を解消することが可能です。
取引を行う際は、リスク管理を徹底し、マイナス残高が発生しないよう注意することが最も重要です。
万が一、マイナス残高が発生した場合でも、適切な対処を行うことでスムーズに取引を再開できます。