XMトレーダー日記

XMのゼロカットシステムは、急激な相場変動によって口座残高がマイナスになった際に、追証なしで残高をゼロに戻す仕組みです。
しかし、ゼロカットが適用されるためには特定の条件を満たす必要があります。
この記事では、XMのゼロカットが発動する条件や注意点について詳しく解説します。

XMゼロカットが適用される条件

有効証拠金がマイナスになること
XMでゼロカットが適用される主な条件は、有効証拠金がマイナスになることです。
有効証拠金は以下の計算式で求められます。

有効証拠金 = 口座残高 + クレジット（ボーナス） ± 含み損益（保有ポジション）

この有効証拠金がマイナスになると、ゼロカットが発動し、口座残高がゼロにリセットされます。

ゼロカットが適用されない場合の原因

ゼロカットが適用されない主な原因は以下の通りです。

• 保有ポジションに含み益がある場合：含み益があると、有効証拠金がプラスとなり、ゼロカットの条件を満たしません。
• クレジット（ボーナス）が残っている場合：ボーナスが残っていると、それが損失の補填に充てられ、ゼロカットの条件を満たさないことがあります。
• 規約違反の取引を行っている場合：XMの規約に違反する取引を行っていると、ゼロカットが適用されない可能性があります。

ゼロカットが適用されるまでの時間

ゼロカットが適用されるまでの時間は、通常数時間から3営業日程度とされています。
ただし、即座にゼロカットを適用させたい場合は、以下の方法があります。

• 口座に追加入金をする：入金することで、ゼロカットが即時に適用されます。
• 他の口座から資金を移動する：資金移動により、ゼロカットが即時に適用されます。
• XMポイント（XMP）をクレジットに交換する：XMPをクレジットに交換することで、ゼロカットが即時に適用されます。

ゼロカットが適用されない取引の例

XMでは、以下のような取引はゼロカットの適用外となる可能性があります。

• 複数口座間での両建て取引：同一人物が複数の口座で相反するポジションを持つことは禁止されています。
• 複数業者間での両建て取引：異なる業者間での両建て取引も禁止されています。
• 経済指標発表時のハイレバレッジ取引：重要な経済指標発表時に高いレバレッジで取引を行うことは禁止されています。

これらの取引を行うと、ゼロカットが適用されないだけでなく、口座の凍結や強制決済などのペナルティが科される可能性があります。

まとめ

XMのゼロカットシステムは、トレーダーを追証のリスクから守る強力な仕組みですが、適用されるためには特定の条件を満たす必要があります。
特に、有効証拠金がマイナスになることが主な条件です。
また、規約違反の取引を行うとゼロカットが適用されない可能性があるため、取引前にはXMの利用規約をよく確認し、適切な取引を心がけましょう。